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ものづくりの産地から始まる

新しいサーキュラーエコノミー

日本では、年間約100万トンもの衣料品が廃棄され続けています。 近年、環境負荷を考慮したファッションへのサステナブルな取り組みは急速に拡がっており、 退蔵衣服の見直し、ゼロウェイスト、適量生産、衣類ロスの削減など取り組む課題は多くあります。 「REKROW(リクロー)」は繊維産地の発展のため、ワークウエアの生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて、将来にわたり持続可能な産地型サーキュラーエコノミーを実現するプラットフォームを目指します。 2020 年、広島県福山市で立ち上がったリクローは、従来、役目を終えれば使い捨てられていたワークウエアを見直し、作り方や捨て方、その先の使い方まで想定した新しいものづくりのプロジェクトです。


リクローは、2013年に広島県尾道市で始まった「尾道デニムプロジェクト」のワークウエア版とも言える取り組みです。「WORKER」をひっくりかえしたネーミングには、サーキュラーエコノミーの循環への昇華という意味を込めました。素材が持つ経年変化による魅力的な表情や愛着、そして、次の世代に産地のものづくりをつなげていく試みです。ここ広島県福山市から、ワークウエアを代表とする地域のものづくりを、サーキュラーエコノミーを通じてアップデートする取り組みが始まります。

 

https://rekrow-hiroshima.com/